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理事長あいさつ

 
 本法人の会員は、すべて何らかの形で森林と自然環境を学び、学ぼうとしております。
 その内の多くは、森林保全、再生、緑化に係る調査研究、計画、設計、実施を職務として
担ってきました。
 昨今の自然の成り立ちに対する理解を欠くことも多い緑地の造成、里山や人工針葉樹林の
荒廃をみて、微力ながらも、その専門的知識、技術を森林と自然環境の保全と再生に役立て
たいと考えました。
  森林と自然環境に関する基礎的な調査研究については、生態学、分類学などの研究者が、
計画、設計については多くの実績をもつ専門家や研究者が、実施については、緑地行政、
苗木生産に携わる樹木医や造園家としての専門性の高い技術者などが中心となり、これに
森林と地域自然環境の保全・育成に関心をもつ一般の人々や専門家を目指して修練を積もう
とする若い人々が加わって互いに学び合いながら、地道な社会的貢献を果たしたいと考えて
おります。        
                              
                            2012年5月10日 藤田 昇

 

■理事長 藤田 昇 略歴
 1946年、大阪府生まれ。京都大学大学院理学研究科修了後、京都大学助手、助教、准教授を歴任。
 専門は植物生態学。ギボウシ属植物の生態と分類、深泥池浮島の生態、森林の常緑性と落葉性、モンゴル草原の生態などを研究してきた。その成果の一部は、生物と環境(朝倉書店、1993)、京都深泥池 氷期からの自然(京都新聞社、1994)、ヨシの技・サボテンの術 水を上手に使う植物たち(研成社、1995)、地球環境と生態系(共立出版、2006)、深泥池の自然と暮らしー生態系管理をめざしてー(サンライズ社、2008)などの書籍に書かれている。退職後の現在、専門を生かせるボランティア活動に取り組む。